事業承継の話 その3〜兄弟〜

お疲れ様です。ななしんです。

前回は「本当は何がしたいのかちゃんと考えなはれや」と
簡単に言いました。
その理由の一つが

兄弟(姉妹)の存在

兄弟(姉妹)が自分と同じように両親の会社で働いている時、
本当に対内外問わず代表者としてやっていけるのか。

例えば、兄弟は代表者を兄や弟としてみていて代表者として接してくれるのか。
代表の決定を覆したりしないだろうか。

実のところ、私の姉は「ASD(自閉症スペクトラム)」+「うつ病」+子連れ離婚の実家暮らしで、
私は姉への配慮で家から出るように言われ、両親からは仕事してなくても会社で雇って給料を払ってあげてほしいという環境に置かれています。

仕事しないはずなのに会社の決定を覆す。

両条件の新規取引を何故か勝手に断っている。

「対応しといてあげたから」と悪気があってやってないだけに質が悪い。

正直言ってやりにくいです。頭がおかしくなりそうです。

何度も、事業承継する意味がわからなくなりました。

何度も、仕事をボイコットしたくなりました。

何度も、家族との間に挟まれ病院に駆け込みました。

家族って助け合うことも足を引っ張りあうこともできるって感じました。

周囲では

・兄弟が気を利かせて手を引いてくれた

・いつも代わりに遅くまで手伝ってくれて助かっている

という声も聞いているだけに
家族経営に対して良いイメージがあります。

でも、実際は代表となる人間が、
そんなことで悩んで外に愚痴るものじゃない恥ずかしい。
という思いが先行しているだけで、
嫌な部分がたくさんあると思います。

もし、同じような悩みを抱えている後継者の方がいたら
改めて家族と話し合うことをおすすめします。
そこで答えが出ないのもわかっています。

でも悩んでいると言うことは、
あなたはおそらく逃げることができない人です。

私もその1人。いっしょにがんばりましょう。

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