おつかれさまです。ななしんです。
5月23日始まった沖縄県の緊急事態宣言が2021年7月11日まで延長されました。
県内だと石垣島が独自の非常事態宣言を発令し、市立小学校、中学校の休校を行なっていたみたいです。ちょっとしたことですけど、沖縄県の現状を少しだけお伝えしたいと思います。
現状
緊急事態宣言が出た際に出るのが、飲食店の休業協力と来島自粛のお願いです。ですが、実際は観光客は宣言下においても来島しています。日帰りの方もいれば1週間ほど滞在される方、カップルやグループ、老若男女問わず来島しています。通常時と比べて絶対数は多くないですが、18時閉店や20時閉店の飲食店店ばかりのためニュースで見られるような観光客による路上での酒盛りもよく見るようになりました。また、中途半端な売り上げでも店を閉めることができない、そして、中途半端に商品が動くので商品の計画生産ができないこと。すなわち完全な休業ができないし、支援金等の補助を満額受け取ることができない。人を減らすと雇用調整助成金の助成額が下がるし、中途半端という現状がいちばん会社を苦しめている状態です。
今後
今後のことなんて誰にも分かりませんが、残念なことに沖縄の伝統食品を手がけていた知り合いの企業が閉業するとの一報もあり、沖縄でシャッター通りや事業承継がうまくいかず廃業する方が増えるのはこれからだと覚悟しています。
昨年はGoToトラベルの効果もあり、期間中はかなり多忙な毎日を過ごしていました。多くの企業が人員不足で雇用を増やしましたが、年を開けてからの急激な収入の減少により、雇った人を解雇し雇用調整助成金の減額を受け苦労。一方で、この期に運営する気のない飲食店を開業し、毎日の時短協力金を得て優雅な生活をしている方もいます。
これからの本当に支援の必要な企業に必要な金額が届くことを願っています。